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「資産形成」の前に、考えておきたいこと。~働き方の変化と、これからのお金~

「資産形成」の前に、考えておきたいこと。~働き方の変化と、これからのお金~

 いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。

 「コンシェルジュの灯(あかり)~未来を照らす、お客様の声~」では、ライフプラン・コンシェルジュをご利用いただいたお客様から寄せられたアンケートを通じて、相談のきっかけや、その後の気づきなどをご紹介しています。

 今回ご紹介するのは、50代男性のお客様です。

 お申込みいただいたときの相談依頼は「資産形成について」でした。

 しかし、お話を伺っていくと、その背景には、

「現在の会社を辞め、これからの働き方を変えたい」

という思いの先での「老後資金について」ということでした。

 今後の生活や老後資金について、もちろん考えておく必要はあります。

 ただ、自分がお話を伺うなかで感じたのは、将来に対する不安そのものよりも、

「これから、どうするべきなのか」という迷いの方が大きいのではないか?

ということでした。

 働き方を変えるという選択は、収入だけでなく、日々の暮らしや将来に向けた資産形成にも影響します。

 だからこそ、資産形成の方法を考えるだけでなく、これからどのような生活を送りたいのか、そのために何を見直す必要があるのかを、一度立ち止まって考えることが大切だと考えました。

 今回は、そんなお客様とのご相談を通じて、改めて感じたことをご紹介します。

※掲載にあたり、ご本人が特定される情報は掲載せず、プライバシーに配慮して内容を編集しています。


お客様の声

 今回のお客様は、将来に向けた資産形成について考えたいということで、ご相談くださいました。

 お話を伺うなかで分かったのは、現在の会社を辞めることも視野に入れ、これからの働き方を見直そうとされていたことです。

 働き方を変えるのであれば、これからの生活に必要なお金や、老後に向けた資産形成についても、改めて考えておく必要があります。

 そこで今回のご相談では、資産形成の方法だけでなく、働き方が変わることを前提に、現在の支出状況や資産形成への取り組みを客観的に見つめ直す必要性についてお伝えしました。

 収入が減るのであれば、これまでと同じ支出を続け、同じように資産形成を行うことが難しくなる可能性があります。

 大切なのは、収入の変化を踏まえたうえで、今後の生活とお金の使い方を考え直すことです。

 さらに、将来への不安の軽減、自分に合った選択肢の発見、今後の方向性の明確化、お金の流れの整理などを中心に検討されることをお伝えしました。

 その際、今後の取り組み方が分かったことや、安心感が得られたことについてお言葉がいただけたことが、相談してよかったと感じていただけた点につながったようです。

 そして、自由記述欄には、こんなお言葉をいただきました。

「本日はどうもありがとうございました。
また迷いが生じた時はお願いしたいと思います。」

 さらに、ご利用料金についても「安い」と評価してくださり、「また利用したい」というお気持ちも示してくださいました。

 このようなお言葉をいただけたことを、心より感謝申し上げます。

EPSON MFP image

コンシェルジュより

 今回のご相談を通じて、自分が改めて感じたのは、資産形成を考えるときには、資産を増やす方法だけでなく、その土台となる暮らしや働き方にも目を向けることが大切だということです。

 資産形成について相談したいと考えたとき、まず思い浮かぶのは、

 どのような金融商品を選ぶか?

 どのくらいの金額を積み立てるか?

といったことかもしれません。

 もちろん、それらも大切な要素です。

 しかし、その前に考えておきたいこととして、

これからの収入と支出が、どのように変わっていくのか?

ということです。

 たとえば、働き方を変えることで収入が減るとします。

 その一方で、生活に必要なお金や、これまで続けてきた支出が変わらなければ、家計に余裕がなくなってしまう可能性があります。

 さらに、老後に向けて資産形成を続けようとすれば、日々の生活費とのバランスも考えなければなりません。

 こうした状況で、資産形成の方法だけを考えても、根本的な問題の解決にはつながらないことがあります。

 だからこそ、まずは現在の家計や資産形成への取り組みを客観的に見つめ直し、これからの収入や生活に合った形に整えていくことが重要なのです。

 これは、単に支出を減らしたり、資産形成を諦めたりするという話ではありません。

 自分にとって何が大切なのか、これからどのような生活を送りたいのかを考えたうえで、お金の使い方や準備の仕方を見直していくということです。

 人生の選択肢は、お金だけで決まるものではありません。

 仕事のやりがい、自分の時間、健康、家族との時間など、人によって大切にしたいものは異なります。

 働き方を変えたいと思ったとき、その思いをお金の問題だけで諦めてしまうのも、反対に、お金の問題を十分に考えずに進んでしまうのも、望ましいとは限りません。

 大切なのは、自分が望む暮らしと、それを支えるお金の両方を見つめ、納得できる選択肢を考えていくことだと、自分は思っています。

 自分が【ライフプラン・コンシェルジュ】としてお手伝いしたいのも、まさにその部分です。

 金融商品や制度について情報を提供するだけではなく、お客様がこれからの人生で何を大切にしたいのかを一緒に整理し、その実現に向けて、お金と暮らしの両面から考える。

 その過程で、これまで気づかなかった視点や選択肢を見つけていただく。

 それが、自分の考えるFPの役割の一つです。


編集後記

 働き方を変えたい。

 これからの人生を、もっと自分らしく過ごしたい。

 そう考えたとき、お金の問題が気になるのは自然なことだと思います。

 だからといって、最初から「いくら必要なのか」「どの商品で運用すればよいのか」という問いだけに向き合う必要はありません。

 まずは、今の自分の暮らしを振り返り、これから何を大切にしたいのかを考えてみる。

 そして、その希望を実現するためには、収入や支出、資産形成への取り組みをどう整えていけばよいのか、一つずつ確認していく。

 そうした積み重ねが、自分に合った選択肢を見つけることにつながるのではないでしょうか。

 もし今、将来のお金や働き方について迷っているのであれば、一人で答えを出そうとする前に、誰かと一緒に考えてみるという選択肢もあります。

 今回のお客様からいただいた「また迷いが生じた時はお願いしたい」というお言葉を励みに、これからも、一人ひとりの想いや価値観を大切にしながら、人生とお金について一緒に考えていきたいと思います。

 あなたの未来を照らす「小さな灯」を、一緒に見つけていけたら嬉しく思います。

あなたの未来を照らす「小さな灯」を、一緒に見つけていけたら嬉しく思います!

INFORMATION

この記事を書いた人

土屋宜義Nobuyoshi Tsuchiya

2023年5月、群馬県太田市でFP-office27を開業。

<人生設計専門FP>として【ライフプラン・コンシェルジュ】と名乗り、活動しています。

お金だけを見るのではなく、「どんな人生を送りたいのか」から考え、あなたの価値観や想いを大切にしながら、人生とお金を一緒に整理し、納得できる選択肢を見つけていきます。

答えを押し付けるのではなく、

「あなたの形で、納得して選ぶ。」

そのために、お金という側面から人生設計に寄り添うこと。

それが、【ライフプラン・コンシェルジュ】としての自分の役割です。