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コンシェルジュからのギフト~人生を豊かにする、お金と暮らしのヒント~ 第3回 「比べることをやめたら、本当に欲しいものが見えてくる。」

コンシェルジュからのギフト~人生を豊かにする、お金と暮らしのヒント~ 第3回 「比べることをやめたら、本当に欲しいものが見えてくる。」

ライフプラン・コンシェルジュからの一言

 いつもご覧いただきありがとうございます。

 前回は、「あなたにとって、大切なものは何ですか?」というテーマで、一人ひとりが持つ「価値観」について一緒に考えました。

 価値観とは、自分だけの「物差し」です。

 その物差しがあるからこそ、ご自身にとっての「最良の選択」を判断でき、お金の知識も、本当に意味のある形で活かせるというお話でした。

 ですが、その物差しを持っていても、時として迷ってしまうことがあります。

 それは、自分の物差しではなく、「誰かの物差し」で自分を測ってしまうからです。

 今回は、「比べる」ということをテーマに、一緒に考えてみたいと思います。

 この小さな贈り物が、あなたらしい未来を選ぶためのきっかけになれば幸いです。


第1章 比べることは、悪いことなのでしょうか?

「友人が家を建てた。」

「同級生が昇進した。」

「SNSでは、みんな楽しそうに見える。」

 そんな場面に出会うと、

「それに比べて自分は……」

と思ってしまうことはありませんか?

 自分も、Instagramやnoteをやっていますので、いわゆるフォローしている方の投稿などを目にすると、同じように感じることがあります。

 ですが自分は、人と比べること自体、実はそんなに悪いことだとは思っていません。

 なぜなら、比べることで気付いて学べることもありますし、それが刺激となって、自分への良い影響となることもあります。

 それに、自分に足りないものに気付けるきっかけになることもあります。

 なので、「比べる」という行為そのものが、問題だとは思っていません。

 ではなぜ、「問題」だと思うことがあるのか?

 それは、

比べることによって、自分の価値まで決めてしまうこと
他人の「物差し」で、自分の人生を測ってしまうこと

なのだと思います。

 「隣の芝生は青く見える」のは、至って当たり前なことなのです。


第2章 あなたと同じ人生を歩く人はいません。

 世の中には、

「成功した人」

と呼ばれる人がたくさんいます。

 ですが、その人とあなたでは、育ってきた環境も、経験も、価値観も、大切にしたいものも違います。

 だから、本来は比べられるものではありません。

 旅行を大切にしたい人もいれば、家族との時間を何より大切にしたい人もいます。

 仕事で挑戦し続けたい人もいれば、穏やかな毎日を望む人もいます。

 そのどれもが、間違いではありません。

 だからこそ、他人の人生を「自分の正解」にしてしまう必要はないのです。


第3章 「幸せそう」は、あなたにとっての幸せでしょうか?

 SNSを見ていると、誰もが幸せそうに見えることがあります。

 でも、画面に映っているのは、その人の人生のほんの一場面です。

 楽しい瞬間。

 嬉しかった出来事。

 頑張った成果。

 どれもが素敵で、華やかに見えますが、それは「その人にとって」であって、そこに至るまでの悩みや葛藤、苦労や努力の過程などまでは、そこからは見えません。

 例えば、資産運用を始めようと思ったきっかけが、

「周りが始めているから」

だったとしたら、その選択は本当にあなた自身のものでしょうか?

 また、住宅を購入したい理由が、

「同年代の友人が家を建てたから」

だったとしたら、その家は本当にあなたの価値観に合った選択なのでしょうか?

 お金に関する選択ほど、

「みんながそうしている」

よりも、

「自分は、どうしたいのか?」
「どうなりたいのか?」

が大切になります。

 だから、あなたが「うらやましい。」と思ったその相手も、実はあなたを見て同じように感じているかもしれません。

 見えている一部分だけで、人生そのものを比べることはできないですし、判断することもできないと考えています。


第4章 本当に比べる相手とは?

 もし比べるなら、「過去の自分」と比べてみてください。

 一年前より、少しでも笑顔が増えましたか?

 以前より、誰かを大切にできるようになりましたか?

 昨日の自分が知らなかったことを、今日は一つでも知ることができましたか?

 人生は、

誰かより前にいるかではなく、自分が一歩ずつ前へ進めているかが大切

です。

 お金も同じです。

 去年より少し貯蓄が増えた。

 家計を見直せた。

 将来について家族と話し合えた。

 そんな小さな変化も、昨日までの自分と比べれば確かな前進です。

 人生もお金も、その積み重ねが、やがて大きな自信になり、あなたの人生を力強く歩ませます。


第5章 みなさんへの質問

 ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

 最後に、一つだけ考えてみてください。

「もし、誰とも比べなくていいとしたら、あなたはどんな人生を送りたいですか?」

 もっと家族との時間を増やしたいでしょうか。

 好きなことに挑戦したいでしょうか。

 安心して暮らしたいでしょうか。

 誰かの役に立ちたいでしょうか。

 その答えの中に、あなたが本当に望んでいる人生があるのかもしれません。


第6章 まとめ

 今回お伝えしたかったことは、とてもシンプルです。

 人と比べることが、決して悪いと言っているわけではありません。

 ですが、他人の人生を基準にしてしまうと、自分の価値観を見失ってしまうことがあります。

 人生は競争ではありません。

 誰かより早く進むことでも、誰かより多く持つことでもありません。

 お金も、本来は誰かと競うためにあるものではありません。

 あなたが大切にしたいものを守り、叶えるためにあるものです。

 大切なのは、

あなた自身が納得できる人生を歩むこと。

 そのためには、他人の物差しではなく、あなた自身の「物差し」=価値観を信じることです。

 そして、その物差しを育てながら、

あなたの形で、納得して選ぶ。

 それこそが、自分は人生を豊かにする一番の近道だと思っています。


結びの言葉

 人生には、選ばなければならない瞬間があります。

 その選択が正しかったかどうかは、その時には誰にも分かりません。

 でも、一つだけ言えることがあります。

納得して選んだ道は、きっとあなた自身の人生になります。

 このシリーズが、その「納得して選ぶ」ための小さな灯りになれたなら、ライフプラン・コンシェルジュとして、これ以上嬉しいことはありません。


次回予告

「迷うことは、悪いことなのでしょうか?」
~人生に迷いがあるから、人は成長できる~

 いかがでしたでしょうか。

 今回は、「比べること」をテーマにお話ししました。

 比べることを手放すと、少しずつ自分自身の価値観が見えてくるはずだと思っています。

 しかし、それでも人生には迷いが訪れます。

「この選択で本当にいいのだろうか?」

 迷うことをネガティブに考える方は多いと思いますが、そうやって悩む時間は、果たして本当に無駄でネガティブなものなのでしょうか?

 次回は、「迷うこと」をテーマに、その意味について一緒に考えてみたいと思います。

 長文にお付き合いいただきありがとうございました。

 次回以降も、どうぞお楽しみに。

次回
「迷うことは、悪いことなのでしょうか?」
~人生に迷いがあるから、人は成長できる~


INFORMATION

この記事を書いた人

土屋宜義Nobuyoshi Tsuchiya

 2023年5月に群馬県太田市で開業したFP(ファイナンシャル・プランナー)です。

 あなたの「価値観」を1番に尊重する伴走型アドバイスで、あなたの”お金に関する悩みや疑問”に正面からお応えします!

 人生とお金の話が気軽にできる「まち医者」のような存在を目指し、”ライフプラン・コンシェルジュ”としてあなたに寄り添います。